IKEAは日本で受け入れられた理由

新しいものに飛びつくことが大好きな日本人ですが、続々と全国に広がりつつある北欧スウェーデン家具のIKEAも例外ではありません。

オシャレで、しかも格安と言われるIKEAの家具は、1店舗で年間の売り上げが100億円に上るとも言われており、家具業界の中では一人勝ちとも言える状態となっています。ところがこのIKEA、実は一度日本から撤退した過去があることは、あまり知られていないのではないでしょうか。

1974年、もう40年以上も前になりますが、一度百貨店などと一緒に日本に進出を試みたのですが、10年ほどで撤退したという歴史があるのです。ちょうど高度成長期という日本において、その企業理念が合わなかったかもしれないという理由はあるかもしれませんが、一度無念の撤退を余儀なくされて、そこから30年ほどで再度日本上陸を計画し、しかも大成功を収めるといったことは、かなりの企業哲学があったと考えることが出来ます。

IKEAの特徴は、原材料を最大に活用して、お客様のニーズや好みに応じて製品をどんどん最適化していくこと、そしてそれにより低コストを実現し、浮いたお金はお客様に還元する、といった取り組みがなされています。安かろう悪かろうという企業理念ではなく、機能的でデザイン的にも優れ、そうした商品を効率よく生み出し低価格で提供するという考えがあるのです。

低価格でも、ものが悪ければ人はリピーターとはなりません。IKEAにリピーターが多いのは、低価格でありながら満足度が高い顧客の思いの表れなのです。日本の企業とは異なる理念を持った海外ブランドは、今後もますます増えていくことになるかもしれません。

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